こんにちはタマです☆
今回は資産運用・投資の必要性を高齢者から学んでみようという記事です。
先人の失敗や成功も含め、働き盛りの私達がこれからとる行動はどうすればいいのか
じっくり考えてみたいと思います。
貧困老人の急増
厚生労働省によると、生活保護受給者数は214万人となっており、毎年のように受給世帯が増加しています。
高齢者の伸びが大きく、被保護人員のうち全体の45.5%が65歳以上という結果が出ています。
また、その中でも25%が月額10万円以下で生活するという極貧状態に陥っているそうです。
メディアでは、その状態を「貧困老人」「下流老人」と形容しています。
とはいえ、今の高齢者は日本が最も繁栄した時代を生きており、「高齢者ほど金持ち」となっているはずです。
国民生活基礎調査によると、1985年の世帯当たりの年間平均所得は493万円で、94年には664万円にまで増えました。
ところが以降、一貫して年間平均所得は下がり続け、今では400万円すら切ろうとしています。
つまり、この結果からすれば、今の20〜30代こそ生活保護費を貰いたいくらいで、高齢者には逆に生活保護費を払って貰いたい。
しかし、最もカネを持っているはずの高齢者は、なぜか年金では足りず生活保護に頼っている。
この理由は若い頃の浪費癖です。
若いうちから徹底的に散財して、将来設計などせずに遊びに遊び回っていたからです。
この世代は高級時計や高級車、身の丈に合わない豪邸を立てようとしたりゴルフやパチンコ、タバコや女遊びなど、挙げればキリがありません。
高齢者は今の若者を「消費をしない若者のXX離れ」とやたらと揶揄しますが、若い世代は見栄や虚栄心で無計画に生きてきた高齢者の末路を反面教師として、賢く堅実に生きているのでしょう。
日本ではこれから、高齢になってからが人生のメインになる時代に突入します。
内閣府が発表した「日本人の平均寿命の推移」によれば、1950年代では平均60歳ほどだったのが、現在では80歳半ばまで男女ともに寿命が伸びています。
さらに、2060年代には90歳に到達する見込みです。
定年が65歳まで延長したとはいえ、残りの人生25年余りを収入が無い状態で生活することは、精神的にとてつもない恐怖感に襲われるようです。
「ひたすら資金が減る恐怖」に耐えられなくなり、万引きを繰り返してしまう高齢者も後を絶ちません。
「こんなに生きるつもりはなかった。」
「すべては政治や社会の責任だ。」
と、多くの人は嘆き悲しみますが、誰かが助けてくれるわけではありません。
社会の責任ではなく投資をしなかったという自己責任です。
裕福な老人
人生100年時代に突入した今、充実した老後を迎えるためには、安定した不労所得の確保が必要不可欠になっています。
年金も期待出来ない日本では、若いうちから資産運用でコツコツ自分年金を作らないと一気に「貧困老人」「下流老人」に成り果てます。
若者は今のうちから資産運用でコツコツ自分年金を作らなければ、老後はひもじい想いをしながら数十年惨めに生きることになるので注意が必要です。
投資をし続けた老人との格差は広がる一方です。
日銀によれば、日本人の金融資産を示す預金や株式、保険や債券などの総額は1,829兆円になったことが分かりました。
日本の人口は約1億人なので、単純計算で1億人で割ると1人あたり1,800万円もの資産を日本人は持っていることになります。
しかし、貯蓄広報中央委員会によれば「金融資産を持っていない」と答えた世帯が日本全体で30.9%だったことが判明しており、3人に1人は資産ゼロという実態があります。
つまり、この結果から一部の日本人が途方も無い大量の資産を保有する富裕層が存在していて、残りの国民は資産が全然無いことが分かりますが、それでも平均が1人1,800万円という数字になるということは、一部の日本人が相当の資産を持っていることが容易に想像出来る。
日本人の誰がそんなに資産を持っているのか?といえば、50代以上の高齢者です。
投資をしてきた老人たちです。
金融資産とは株や債券、年金、預金、保険などです。
金融広報中央委員会の「年代別平均貯蓄額」の調査結果によれば、50代以上の貯蓄割合が突出して高いことが分かっており、50代の平均で2,431万円、60代の平均で2,642万円となります。
一方、20代は287万円で、30代でも957万円と1,000万円には届きません。
今の50代以上は生活保護も多いのですが、想像以上の金持ちも多い2極化した世代であるという実態も浮かびます。
バブル期で大手に入り放題、若いうちから高給が貰え、大量の退職金や豊富な年金がまだまだ貰え、日本がオワコン化している現状でも、ギリギリ逃げ切れる世代が50代以上となるわけです。
そのため、日本人の金融資産1,829兆円は、50代以上がほとんど独占状態にある。
一方、20代30代は少ない給料の中で、50代以上の社会保障費を支えるために、毎年の増税で大半の給料が国に持って行かれてしまうので、一向に貯金なんて出来ないし、そもそもお金が無いので車も買えないし結婚なんてしたくても出来ないというケースも多く聞かれます。
50代以上になぜか増え続ける生活保護世帯ですが、50代以上の超富裕層が彼らの保護費を負担して、彼らの中で助け合った方が良いのではないだろうか?
若者に高齢者を支えるお金なんて1円も無いのが実態でしょう。
投資をしてきた人と浪費に使い続けた人の格差はあまりにも残酷です。
投資の必要性
日本の繁栄の最盛期で豊かな時代を生きた高齢者のそれぞれの結末。
そこから私たちが学ばなければいけないことは何でしょうか。
資産を持ってる人と貧乏人の一番の違いは「お金の使い方」だそうです。

どれだけ稼ごうがその分、消費や浪費にお金を使えば資産は作れません。
100の売上を達成しても100や90の経費をかけてるのと同じことです。
それなら40の収入で経費10のほうがはるかにいいです。
そのキャッシュフロー30を資産購入する投資に回せばベストです。
資産から1ずつくらい収入が入るので、そのお金もプラスしてまた積み上げたお金で資産を購入する流れで資産は増えていきます。
複利で増やすのです。
使えるお金を
投資にお金を使うか
消費や浪費にお金を使うか
今の自分の選択が未来の自分を作ると思います。
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