サザエさんに見る老後の労働について

考え方・前提知識

こんにちはタマです☆

 

今回は前回に引き続き老後の生活について考えてみたいと思います。

 

人生100年時代の老後

 

人生100年時代と言われる中、多くの人々は老後の生活を心配しています。

 

これは、60~65歳で定年を迎える一方で平均寿命が100歳まで延びれば、40年間働いて貯めたお金と退職金で、残り40年分の生活費を賄わなければならないからです。

 

多くの方にとってそれは不可能な現実です。

 

しかし、働く期間や資産運用の期間は今後さらに延びると考えられているので、老後破綻を過度に心配する必要はありません。

 

そもそも、時代とともに定年年齢は延長してきたので、現在、20~30代の社会人は60~65歳で定年を迎えるなどということはなく、70~75歳まで働き続けることになります。

 

また、働く期間が延びる一方で、老後の期間はそれほど伸びないことが予想されます。

 

たとえば、「サザエさん」は今年で放送50周年を迎えるわけですが、放送開始当時の定年年齢は55歳で、波平さんは54歳と、定年まであと1年という設定でした。

 

当時の平均寿命は男性が70歳、女性は75歳だったので、波平さんは32年間働いて貯めたお金と退職金で、15年分の生活費を賄わなければならなかったことになります。

 

これは、働き始めてから死ぬまでの時間(47年間)を100%とした場合、働いた期間が68%(32年間)、老後の期間は32%(15年間)になります。

 

さて、「サザエさん」が放送開始してから50年が経った今、定年年齢が65歳まで引き上げられ、50年前と比べて10年間延長しました。

 

また、平均寿命は男性が81歳、女性は87歳と平均寿命も10年延びたことを考えると、波平さんの時代とカツオの時代では「老後の生活」を考える上での前提条件が変わってきていることがわかります。

 

ただし、カツオの時代は働く期間が10年間延長した一方、老後の期間は16年と、波平さんの時代から1年間しか延長していません。

 

この理由はわかりませんが、多くの人々は働けるうちは働き続けたいと考えているのかもしれません。

 

ちなみに、カツオが働き始めてから死ぬまでの時間(58年間)を100%とした場合、働いた期間が72%(42年間)、老後の期間が28%(16年間)となります。

 

つまり、昔よりも今の方が働いた期間が延長した分、老後は余裕のある生活ができることになります。

 

さらに、イクラちゃんの世代(現在の20~30代)はさらに働く期間が延びることが予想されているので、さらにリッチな老後生活が待っている可能性があります。

 

仮に75歳まで働くことになれば、イクラちゃん世代は52年間働くことになります。

 

また、平均寿命を90歳とした場合、老後期間は15年間になります。

 

これは、働き始めてから死ぬまでの時間(67年間)を100%とした場合、働く期間が78%(52年間)、老後期間が22%(15年間)と、老後の生活はカツオの時代よりもさらに余裕のある生活ができることになります。

 

さらに、平均寿命と働く期間が延びたことで、資産運用ができる期間も延びたことを考えれば、資産運用をしている人はしていない人と比べて、さらに豊かな老後生活を送れそうです。

 

仮に、毎月3万円の積立投資で年平均7%の利回りで運用した場合、波平さんの場合は働く期間が47年間なので1億2000万円、カツオの場合は2億6000万円、イクラちゃん場合は4億8000万円となります。

 

このように、将来の老後生活は今よりもずっとリッチで豊かなものになることを考えれば、現代の若者は将来に対して過度に悲観的になる必要はないかもしれません。

 

ただし、働く期間が10年間延長する現実を無視すれば。。。

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